県産木材高度利用推進協議会設立

-県産木材を安定的に供給する体制づくりに向けて-
 
 このたび、県は、山形県産木材を大型木材加工施設の需要に対応し、低コストで安定的に供給することと、消費者ニーズに対応した商品開発を連携して進めていくことで、県内の林業及び木材産業の活性化並びにこれらを通じた森林の整備の推進を図るため、県産木材高度利用推進協議会を設立した。取り組む事業として、①原木可能量のとりまとめに関すること、②合板等製品の需要動向に関すること、③原木の流通等安定供給に関すること、等を掲げ、体制づくりに向け動き出した。

なお、協議会は次の委員により構成されている。安部政昭県産木材利用センター理事長、石田祐二東北森林管理局森林整備部長、沖田純夫県木産協理事長、菅野滋県農林水産部長、佐藤景一郎県森連会長、細野武司県林業公社理事長、横山利幸県森林整備協連理事長。

 


秋田スギ大型製材工場を視察

 

全国的に大型製材工場の建設が進む中、この度秋田県の「秋田スギ大型製材工場」の建設現場を視察する機会があったので、概要を紹介します。

○設立趣旨:全国先進地との販売競争また輸入製材品との価格競争に対抗するには、現状の小規模製材工場での競争力では余りにも差が大きく限界を超えている。このため、高性能大型機械導入による生産コストの削減、大型製材工場のスケールメリットを図り、全国市場に参入するには、まさに「秋田スギ製材維新」を賭けて、秋田スギ大型製材工場の建設は喫緊の課題であり使命である。

 

○施設の概要

 ・所在地秋田市 七曲臨空港工業団地 9.91ha

 ・事業実施主体秋田製材協同組合(30社)

  ・主要建物:①製材工場棟(木造大断面2,880)、②小割修正挽き工場棟(木造大断面2,363)、③製品保管庫2棟(木造大断面1,512 

  ・主要設備原木自動選別機1基、リングバーカー1基、ツインバンド2基、横型帯 のこ盤3基、ツインリッパー3基、ツイン帯のこ盤1基、ギャングリッパー3基、モルダー2基、グレーディング1基、乾燥機(150㎥3基、50㎥3基)、木屑焚きボイラー(8トン)1基、等

  ・原木消費量年間14万8千㎥(2シフト)

  ・主要製品ラミナ4.1万㎥、製材品3.9万㎥

  総事業費23.7億円