

庄内地方の製材業者、素材生産業者、森林組合の川下から川上までの計11企業・団体で組織する「協同組合やまがたの木乾燥センター」経営による木材乾燥施設と仕上げライン工場がこのほど酒田木材工業団地内に完成し、9月7日に竣工式・完成披露が行われた。同協組はのスタートは、平成21年10月に発足した酒田地区水平連携協議会がきっかけで、地域で未整備の人工乾燥施設整備の調査、研究を行ってきた。
平成22年6月には、庄内地域へと取組体制を拡充して、庄内地区水平連携協議会を発足させ、乾燥設備導入の検討を重ねてきた。同年11月には木材加工業者6社で協同組合設立発起人会を開催し、さらに庄内全域の3森林組合、域内の素材生産業者2社が加わって11事業体による「協同組合やまがたの木乾燥センター」(富樫洋一理事長)が平成23年1月設立認可され、本格的に工場建設に向け事業を開始した。
同工場は、酒田木材工業団地の升川製材工場敷地内に建設され、熱源としては木質燃料ボイラー(新柴設備のSK式木質燃料焚横置多管式ボイラー)、乾燥施設としては新柴設備のSK式木材自動木材乾燥機(20m3×2基)、山本ビニターの高周波装置、乾燥材仕上げライン設備としては、飯田工業の6軸モルダー、飯田工業の打撃式グレーディング装置、マイクロ波式水分計、紀州技研のインクジェットプリンターなどとなっている。特に、仕上げライン内の打撃式グレーディング装置、マイクロ波式水分計の設置は県内初である。
県産製材品の高品質・安定供給が要求される状況の中で、当施設の完成には組合員等から大きな期待が寄せられている。今後の発展を期待したい。
山形県木材靑壮年協議会(荒生精一会長)主催の山形県児童木工工作コンクールの作品募集が行われ、9月15日に山形中央公民館において審査会が行われた。審査に当たっては、木の持つ特性を表現していること、自然の素材を生活に活かす工夫が見られること、独創性・創造性等が豊かな作品であること等を審査基準に、10名の審査員により審査が行われた。県内から多数の応募があり、審査の結果下記の作品が選ばれた。優秀作品は、10月15日(土)開催の林業まつりにおいて表彰・展示される。
・山形県知事賞 「森の動物列車」 天童市立荒谷小 武田佳音
・東北森林管理局長賞 「ゆらゆら森のランタン」 庄内町立余目第四小 川井 昇
・山形県木産協理事長賞 「万年カレンダー」 東根市立大富小 齋藤大哉
・日本木材青壮年団連会長賞 「ルームシューズの住み家」 庄内町立余目第四小 小林暁佳
・県木材靑壮年協議会長賞 「森のきこりん」 庄内町立余目第四小 太田百香